看護師でないとできないケアとは

医療

看護師でないとできないケアとは

訪問看護でも医療行為にあたるケアは、看護師が必ず医師の指示のもとに行います。
症状により実施するケアの内容は、さまざまです。
注射や点滴を行うこともあれば、便秘で排便がスムーズでない患者さんに浣腸をすることもありますが、すべて医師の指示によるものになります。
訪問先では、熱が高い、脈拍がはやいなど、状態がいつもと違うことも多いです。
まずは、全身のチェックをして、情報収集をしたうえで、医師に報告、相談をします。
その上で、医師の指示があれば処置をするのが一般的な流れです。
看護師はいかなる場合でも、自分で判断して医療行為を行うことはできないため、緊急のときでも、まずは医師への報告が第一です。
つないである点滴の針を抜いたり、刺しなおしたりすることも、医師の指示を受けた看護師でなければできません。
指示を受けてから適切な処置を行いますが、場合によっては、必要な薬剤や医療資材を病院に取りに帰ってから処置することもあります。